錫高野八景 短歌 黒澤止幾(とき) 日本初の女性教師

錫高野八景 短歌

大高峯の朝照
春立てば谷の深雪もとけぬらん
たやなの峯を照らす朝日に
朝なけに我うらやすを登る日に
光り照りそう大高の峯

三枝祗の森
三枝の神のしづめし御社は
いく代ふるともすず高野森
三枝の神の立てたる森なれや
ちよもさかえて茂ることのは

梅ヶ沢の鶯
名にめでて春の眺めの梅が沢に
すむうぐいすのなく音うるわし
実に梅ヶ沢より春や立つらんと
おもいききつるうぐいすのこえ

如意山の糸垂桜
見る人もあわれと思え糸桜
むすぶみのりの庵はたえにき

盥が峯の秋月
ゆあみするたらいが峯の秋の夜の
月の鏡はさやけかるらし

瀧山の晴嵐
瀧山のあらしの音も朝よいに
なれてききぬる里ぞ住みよし

金二星峯の鹿の声
あいおいに松もさかゆる二た峯に
千代もとちぎる鹿のつまごい

金河原の砂錫
石の上にふりにし野辺の金河原は
すずの名高き里とこそきけ
高野なる真金河原の名にめでて
砂錫多き里ぞありける
posted by TOKI at 17:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 止幾の和歌と俳句
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